すぐ模倣され、汎用品・低価値にされる時代。高付加価値、差別化の鍵は「歴史」にこそあった。大事な点はハード(城や古民家)だけが歴史文化ではないこと。歴史とは模倣できない地域性だ。文献資料などのソフトこそ、地域ブランドを生む無形資産として大きい。経済的価値のみ重視し、歴史文化を破壊する手法は否定し、各地で観光と歴史文化の共生に取り組む実践者にして研究者が実例を基に理論と手法を具体的に解説する。
歴史学者、東京工業大学特任講師、WEBマーケティング会社を経て株式会社ヒストリーデザインを設立。現在は経営学者兼コンサルタントとして観光分野を中心に歴史を活用した経営戦略の理論研究とビジネス実践を行っている。その取組は『ヒストリカル・ブランディング』(角川新書)として書籍にまとめている。専門は地域マーケティング論、経営戦略論。ライフワークとしてコミュニケーション教育にも従事。企業研修や国内及び東アジアで日本語ディベートの指導者育成を行っている。